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資産運用で初心者が気をつけること
今の時代ほど、資産運用を慎重に行うべき時はないと言えます。
もちろん、資産運用できるほどの資産がないという人にとって、縁のないことだと言ってしまえばそれまでです。
しかし、資産運用についての知識や心得といったものは、資産があるないしに関わらず、とても大事なことなのです。
それは、家計をマネジメントすることに繋がるからです。
ここでは、資産運用の初心者の方にとって、重要な心得を三つほど紹介致します。
一つ目として、その投資をした場合に最大でどれくらいの損失が出るのか?
損失がどれほどになることの可能性を知って行うのと、知らないで行うのでは、資産運用における心の余裕に差が出ます。
つまり、目先の利益にとらわれて、心の余裕が無い時の資産運用は、失敗の原因となり易いということなのです。
資産運用に於ける投資などのスタイルはいろいろとあります。
その投資のスタイルによって、様々な損失の可能性があり、その損失がどれくらいあるのか、最大でどれくらいのリスクを背負うのかということを、あらかじめ知ったうえで始めるのと知らないで始めるのとでは、損失が出た時の心的なダメージに大きな差が出るのです。
投資において一番大切なことは、リスク管理が出来ているのかに尽きます。
資産運用の初心者の多くの方が儲けばかりを計算しがちで、リスク管理の計算を疎かにしがちなのです。
それは、心の余裕を失い、損失の遠因になりがちなことなのです。
資産運用を始める時の心得は、全くなくなっても良いお金で資産運用を始めること、それが心の余裕を生み、利益に繋がるとも言えるのです。
二つ目の心得は、投資は1点集中で行うのではなく、いくつかに分けて投資をすることです。
つまり、分散投資をすべきであるということです。
一点集中は、大きな損失につながる可能性があるので、リスク回避を考慮して分散投資を心がけるべきだということです。
三つ目の資産運用の心得は、損失となった場合でも、損失を取り返そうと思わないことです。
資産運用で損失を出した時、気持ちが熱くなって損失を取り戻そうと、更に投資しようとします。
しかし、更に投資しても損失を重ねることが非常に多いのです。
冷静さを失った状態では、損失を取り戻すことはできない場合が多いのです。
損失を出してしまっても、冷静な対処をするということがとても大切だということです。
以上、三つが資産運用の初心者の心得といるものです。
初心者に限らず、プロにも共通して言えることなのです。
オリンパスと言う大企業においても、投資で損失したことを隠蔽しました。
損失となった時に如何に冷静に対処することが出来るかは、まさにリスク管理がどれほど大切であるかの表われないのです。
損失の隠蔽をすることは、リスク管理ができていないことを言っているのと同じなのです。